なわとびの練習と聞くと、「繰り返し同じことをやるのは大変そう」「子どもが飽きてしまうのでは?」と感じる方も多いのではないでしょうか。
実は、練習を「遊び」に変えるだけで、子どもたちのやる気や継続力は見違えるほど変わります。
今回は、なわとび教室の現場でも実践している“ゲーミフィケーション”の考え方と、すぐに取り入れられる2つの工夫を紹介します。
なわとび練習が「苦しい」ものになる理由
なわとびの練習は、回数や同じ技の繰り返しが多くなりがちです。
- 「前跳びを10回やってみよう」
- 「今日も二重跳びを30回練習しよう」
こうした目標は大切ですが、単調になりやすく、途中で「もう嫌だな」と思うことも少なくありません。
実際、毎日同じ練習を続けていると、子どもは新鮮味を感じにくくなります。
それが「苦しい」「つまらない」と感じる原因です。
練習を「遊び」に変える“ゲーミフィケーション”とは?
ゲーミフィケーションとは、練習や勉強の中に“ゲームの要素”を取り入れて楽しくする工夫のことです。
- 競争やランキング
- 目に見える進捗や成果
- 目標達成ごとのごほうび
こうした要素を上手に使うと、同じ内容でも子どもたちが「もっとやりたい!」と感じるようになります。
では、なわとび練習にどう活かすか。現場でよく使う2つの方法を紹介します。
1. みんなで「競争」する
まずおすすめしたいのが、「競争」を取り入れる方法です。
例えば、前跳びを10秒間で何回跳べるかを家族やきょうだいで競争してみる。
- 「今から10秒で、誰が一番たくさん跳べるか勝負しよう!」
- 「二重跳び、先に5回できた方が勝ち!」
このように、ちょっとしたゲームにするだけで、同じ練習でも子どもたちの表情ややる気が変わります。
競争と言っても、必ずしも“勝ち負け”にこだわる必要はありません。
兄弟で差がある場合は、年齢や得意不得意に応じてハンデをつけてあげるのもポイントです。
また、保護者の方自身も一緒にチャレンジすることで、子どものやる気はさらにアップします。
2. 「できた!」を見える形にする
もうひとつ大事なのが、「できたこと」を目に見える形で積み重ねていく工夫です。
これは、なわとび教室で実際に使っている『なわとびカード』でも取り入れている方法です。
例えば、
- 前跳びが10回できたら、カードに丸をつける
- 二重跳びが1回できたら、カレンダーにシールを貼る
- 今日跳んだ回数をノートに記録する
こうして、できたこと・がんばったことをどんどん“見える化”していくと、子ども自身が自分の成長を実感できます。
特におすすめなのは「合計回数」でOKにすること。
よくある小学校のなわとびカードは「連続でできないと丸がもらえない」ことが多く、できない日が続くとやる気がしぼんでしまいがちです。
でも、合計で何回できたか、何日続けられたかなど、「できたこと」をどんどん積み重ねていく形式にすれば、失敗しても次にがんばろう!という気持ちが続きます。
- 今日は10回跳べたから、カードに10と書く
- 明日は15回できたら、また足していく
こうやって、自分がどれだけ練習してきたかが目に見える形で増えていくのは、まさにゲームでレベルアップしていく感覚に近いです。
練習を楽しくするために、気をつけたいこと
ゲーミフィケーションは、やる気や継続力を引き出す強力な方法です。
ですが、「できなかったらダメ」「丸がもらえないと意味がない」といった形式にしてしまうと、逆にやる気が下がってしまうことも。
大切なのは“できたことを積み重ねていく”こと。
親御さんが声かけをするときは、
- 少しでもできたら「すごいね」「昨日より回数が増えたね」と認めてあげる
- 連続でできなくても、合計回数や努力したことを一緒に喜ぶ
このような関わり方が、子どもの自信や挑戦心につながります。
なわとび教室でも実践中!
名古屋なわとび教室では、こうした“遊び”の要素をたくさん取り入れています。
- 前跳び、二重跳び、はやぶさ…それぞれの技に合わせて、段階ごとに目標を分ける
- 「なわとびカード」や合格証で、小さな「できた!」を積み重ねる
- ゲームのように次のクエスト(新しい技)に進める仕掛け
これらはすべて、子どもの「もっとやりたい!」を引き出すための工夫です。
「練習が苦手」「すぐに飽きてしまう」「もっと楽しんで続けてほしい」
そんな方は、ぜひ今日から“遊び”の要素を取り入れてみてください。
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