2026.06.30

グリップに重り入りなわとびは効果がある?保護者が知るべき本当の話

グリップに重り入りなわとびは効果がある?保護者が知るべき本当の話

こんにちは。なわとびカレッジの粕尾将一です。

「グリップに重りが入っているなわとびって、本当に効果があるんですか?」

この質問、実は保護者の方や子どもたちからもよく聞かれます。

学校現場や量販店で売られているなわとびを見ると、グリップ(持ち手)の中に何か重たいものが入っているタイプ、結構見かけませんか?

でも、これって本当に上達に役立つのでしょうか。

なぜ「重り入りグリップ」が広まったのか?

まずは、そもそもなぜグリップに重りを入れる発想が出てきたのか。

自分が現場で見てきた話をします。

もともと、なわとびをやっている子どもや先生たちが、ちょっとした遊び感覚でグリップ(持ち手)の中に砂やおもりを詰めてみたことがきっかけでした。

「グリップが重たくなったら、なんとなくロープが軽く感じる」とか「回しやすいかも?」という、完全に感覚的なノリから始まったものです。

それを、そのままおもちゃメーカーさんが「じゃあ重り入りで商品化したら売れるかも」と考え、商品として出回るようになりました。

気づけば「二重跳びがしやすいなわとび」みたいな売り文句で、重り入りグリップが広がってしまったんですね。

でも実は…

ほとんど誰もこの“重りの効果”をきちんと検証していないんです。

実際に「効果」はあるのか?現場の結論

ここが一番大事なところ。

自分も学校や教室でいろんな重り入りグリップのなわとびを実際に使ってみました。

結論から言えば——

「グリップに重りを入れることに、上達につながる効果はありません。」

本当に、これです。

重りがあるからと言って、二重跳びが跳びやすくなるとか、上達が早くなるとか、そういったことは一切ありません。

あくまで「気分が変わる」「ちょっと違う感じがする」だけ。

どうして効果がないのか?理由を解説

じゃあ、なぜ重りが入っていても意味がないのか?

  • 回す動作のコツやタイミングは、重さよりも「前跳びの安定」や「リズム感」の方が圧倒的に大事だから
  • 「ロープが軽く感じる」というのは一時的な感覚で、実際にはジャンプや回し方の練習が上達のカギ
  • 重り入りのグリップは、たいてい持ち手が短く作られているので、逆に跳びにくくなる場合が多い

つまり、重りが入っているからといって二重跳びが楽になることはありません。

保護者のよくある疑問に答えます

Q. 重り入りグリップのなわとびを使えば、うちの子も二重跳びができるようになりますか?

A. 残念ながら、重り入りを選んでも上達には直結しません。まずは「基本の前跳び」を安定させることが一番の近道です。

Q. じゃあ、どんななわとびを選べばいい?

A. 「グリップが握りやすい」「ロープの長さが合っている」「回しやすい」この3つが重要です。重りの有無は気にしなくて大丈夫です。

より詳しいなわとびの選び方はクラスと料金ページでも紹介しています。

なわとび選びで大切にしてほしいこと

✓ 技術的な習得には、ロープの重さやグリップの長さ・握りやすさの方が大切

✓ 練習で身につくコツやリズムの方が、器具の違いよりはるかに上達に影響します

✓ 「特別な仕掛け」がなくても、正しい練習をすれば必ず成長できます

まとめ 〜「重り」に惑わされず、本質を大切に〜

繰り返しますが、グリップに重りが入っているタイプのなわとびに、二重跳びや上達を早める効果はありません。

大切なのは、「正しい練習」と「子ども自身が少しずつ成功体験を積むこと」。

なわとび選びで迷ったときは、目新しさや宣伝文句よりも、実際に子どもが握って跳びやすいかどうかを見てあげてください。

名古屋なわとび教室では、現場で本当に役立つなわとび選びや、子どものレベルに合った練習方法をアドバイスしています。

もし「どんななわとびを選べばいいか分からない」「二重跳びに挑戦したいけど、どこから始めればいいか迷う」などあれば、無料体験レッスンやLINEで気軽にご相談ください。

次回は、なわとびの「長さ」や「素材」選びのポイントについてもお話しします。ぜひ楽しみにしていてください。