LECTURE COLUMN

講演会の案内文とチラシ|伝えるべき項目

講演会の案内文やチラシで、日時だけでなく参加する理由を伝えるための必須項目、タイトル、講師紹介の書き方を解説します。

講演会の案内文とチラシ|伝えるべき項目

講演会のチラシを作ったのに、参加者が集まらない。PTAや地域の講演会では、内容が良くても案内文で価値が伝わっていないことがあります。

日時、場所、講師名を載せるだけでは、受け取った人は「自分が参加する理由」を判断できません。

講演会の案内文とチラシには、参加後に何を持ち帰れるのかを具体的に書く必要があります。

講演会チラシに必要な七つの項目

基本となる項目は次の七つです。

  • 講演会のタイトル
  • 対象者が感じている悩み
  • 講演で分かること
  • 講師名とテーマに関係する経歴
  • 日時、会場、対象者
  • 申込方法と締切
  • 主催者と問い合わせ先

情報を増やしすぎると、重要な部分が埋もれます。最初に「誰の、どのような悩みに応える講演会か」を決めてから文章を作ります。

タイトルは講師名より参加者の関心を先にする

有名な講師であれば、名前自体が参加理由になります。しかし、名前をまだ知られていない講師の場合は、テーマと参加者の関心を先に見せます。

「子どものやる気を引き出す対話」「夢が決まっていなくても前へ進めるキャリア教育」のように、講演を聞くことで何を考えられるのかを示します。

大げさな約束はしない

「必ず子どもが変わる」「絶対に夢が見つかる」という表現は避けます。講演会は変化のきっかけを渡すもので、参加者の結果を保証するものではありません。

信頼を得るには、強い言葉より、講演で扱う具体的な内容を示す方が有効です。

講師紹介はテーマに関係する実績へ絞る

講師の経歴をすべて載せる必要はありません。

キャリア教育の講演なら、挑戦、けが、海外での舞台経験、契約終了後の再出発。子育て・コーチングなら、子どもの指導歴、日本代表選手の育成、親としての経験。今回のテーマを裏付ける実績を選びます。

講演会のチラシは履歴書ではありません。参加者が「この人の話を聞く理由」を理解できることが大切です。

粕尾将一のプロフィールには、講演テーマに使える経歴を掲載しています。

案内文は参加者の疑問に先回りする

参加を迷う人は、内容以外にも疑問を持っています。

子どもと一緒に参加できるのか。保護者だけが対象なのか。実技はあるのか。持ち物は必要か。オンライン視聴は可能か。こうした情報を案内文に入れると、問い合わせの負担も減らせます。

学校内の講演会では、児童・生徒向け、保護者向け、教職員向けのどれかを明記します。対象が複数なら、それぞれが何を学べるのかを分けて書いてください。

講演会案内文の基本構成

案内文は、次の順番で組み立てると読みやすくなります。

1.開催する背景と対象者の悩み

2.講演テーマと聞くことで得られる視点

3.講師の紹介

4.日時、場所、申込方法などの開催情報

冒頭から主催者のあいさつを長く書くより、参加者に関係する一文を置きます。「子どもの話を聞いているつもりが、いつの間にか答えを先に言っていませんか」のような問いから始める方法もあります。

チラシと講演内容を一致させる

集客のためにチラシだけを強くすると、当日の内容とのずれが生まれます。

案内文を作る前に、講師と講演の目的、扱う事例、実技の有無を確認してください。参加者に約束した内容が講演内に含まれているか、最終確認を行います。

講演会の企画から開催までの手順も合わせて使うと、案内と当日の進行をそろえられます。

公開前に行う案内文の確認

誰向けの案内か一読で分かるか

児童・生徒向け、保護者向け、親子参加、教職員研修では、参加する理由が異なります。全員へ同じ案内を使う場合も、対象者と参加条件を冒頭近くに示します。「どなたでも」だけでは、自分に関係する講演会か判断できません。

事実と予定を区別しているか

講師の経歴、開催形式、実技の有無、オンライン対応などは、本人または依頼先が確認した情報を使います。調整中の内容を確定事項のように掲載せず、「予定」「内容は変更になる場合があります」と区別します。実績の数字や肩書きも、古い紹介文から転記せず最新版を確認してください。

申し込み後の流れが明確か

Googleフォームへ移動した後、入力する項目、申込期限、定員、参加可否の連絡方法を案内します。送信しただけで参加確定なのか、主催者から返信を受けて確定するのかも重要です。問い合わせ先を一つに決め、学校、PTA、講師へ質問が分散しないようにします。

講師紹介やテーマ文も相談できます

粕尾将一講演会では、開催目的と対象者を確認し、案内文で使える講演テーマとプロフィール情報をお渡しします。講演のみ、実技付き、なわとび教室の併設から選べます。

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