体育外部講師を招いたのに「なんとなく終わってしまった」という経験をした学校は少なくありません。外部講師の存在が授業の質を高めるためには、学校側との「連携」が欠かせません。
この記事では、体育外部講師と担任・体育主任が連携して、なわとびの授業を成功させるためのポイントを具体的に解説します。
体育外部講師との連携が重要な3つの理由
体育外部講師の授業は、招くだけで完結しません。学校と外部講師が事前・当日・事後の各フェーズで適切に連携することで、初めて効果が最大化されます。
①子どもの状態を共有しないと内容がズレる
体育外部講師が授業設計をするためには、対象学年の技術レベル、苦手な子の状況、これまでの授業での取り組み状況を把握する必要があります。この情報が共有されていないと、体育外部講師が用意した内容がクラスの実態と合わず、授業効果が薄れます。
②目的が合っていないとゴールに届かない
「楽しい体験をしてほしい」のか「技術を高めたい」のか「大会前の意欲づけをしたい」のかによって、体育外部講師のアプローチは変わります。なわとびの授業で何を実現したいかを体育外部講師と事前に共有しておくことが、連携の出発点です。
③授業後の継続がないと効果が持続しない
体育外部講師の授業が成功しても、その後の担任の授業につながらなければ、子どもたちの変化は一時的なものにとどまります。体育外部講師と連携して「授業の後、担任が続けるためのポイント」を共有することが、長期的な成果につながります。
体育外部講師との連携フロー:3つのフェーズ
フェーズ①:授業前の情報共有
体育外部講師に伝えておくべき情報を具体的に見ていきます。
- 対象学年・クラス・人数
- 現在の技術レベル(全体感とばらつき)
- 苦手な子の比率・傾向
- 授業での目標(技術向上・意欲づけ・単元導入など)
- 実施場所・使用可能な道具・時間
体育外部講師が事前にこれらを把握していると、当日の授業設計の精度が上がります。日本なわとびアカデミーでは、問い合わせの段階からこれらの情報を丁寧にヒアリングします。
フェーズ②:当日の役割分担の明確化
体育外部講師が主に授業を進行し、担任は観察・個別サポートに徹するという役割分担が基本です。当日のスタートで担任から子どもたちに「今日は○○先生に教えてもらうよ」と一言紹介するだけで、子どもたちが体育外部講師を受け入れやすくなります。
また、授業中に「教員がどのタイミングで介入するか」を体育外部講師と事前に確認しておくと、進行が混乱しません。
フェーズ③:授業後のフォローと引き継ぎ
体育外部講師の授業終了後、「担任が次の授業で続けられる内容のポイント」を簡単に共有してもらうことで、授業の成果が翌週以降にもつながります。日本なわとびアカデミーでは、授業後に担任向けのポイント共有に対応しています。
体育外部講師連携で成果を上げた学校に共通する特徴
「一回限り」ではなく「年間計画」に組み込んでいる
体育外部講師との連携を単年度の特別事業ではなく、年間行事として計画に組み込んでいる学校は、子どもたちのなわとびへの取り組みが毎年向上しています。日本なわとびアカデミーには8年以上連続で訪問を続けている学校があります。
大会前・単元開始・単元終盤など「タイミング」を選んでいる
体育外部講師の授業を「単元開始時の動機づけ」「停滞時のブレイクスルー」「大会前の技術向上」などのタイミングで戦略的に使っている学校は、より高い効果を得ています。
学校全体で情報共有している
担任一人ではなく、体育主任・教務主任・校長が「体育外部講師活用の目的と効果」を共有している学校では、継続的な取り組みがしやすくなります。
まとめ
体育外部講師との連携は、事前情報共有・当日の役割分担・授業後の引き継ぎの3フェーズを意識することで、授業の質を大きく高めます。なわとびの体育外部講師・出張指導の活用についてはこちらからご相談ください。
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