二重跳びが「1回だけ」で止まってしまう子が、連続で跳べるようになるためのブレイクスルー
こんにちは。
なわとびカレッジの粕尾将一です。
「二重跳びが1回は跳べるんです。」
「でも、2回目以降が全然続かなくて。」
この悩み、本当によく聞きます。
1回目の二重跳びが成功した瞬間の子どもの顔、というのは指導していて大好きな場面なんです。
目が輝いて、「できた!」と飛び跳ねる。
でも次の瞬間、「なんで続かないんだろう」という表情に変わる。
今回は、「1回は跳べる」に止まってしまう原因と、連続で跳べるようになるためのポイントをお伝えします。
「続かない」原因を「腕」に探してはいけない
「二重跳びが続かない」と相談すると、多くの場合、「もっと速く腕を回して」というアドバイスが来ます。
腕の回転速度を上げること自体は間違いではありません。
でも、連続跳びができない根本原因のほとんどは、「腕」ではなく「着地の瞬間」にあります。
1回目の二重跳びが成功した後、着地したときに何が起きているか。
膝が曲がりすぎて腰が落ちてしまっていたり、前方に重心が傾いてしまっていたりすることが多いです。
この状態から次のジャンプを出そうとすると、十分な高さが出ません。
高さが出ないから、ロープが2回転する時間が作れない。
これが「1回で止まってしまう」の正体です。
「高さ」と「着地の姿勢」の関係
二重跳びを連続でするには、毎回のジャンプで十分な高さを作ることが必要です。
そして、その高さを毎回作れるかどうかは、「前の着地がどれだけ綺麗に決まったか」にかかっています。
着地の瞬間に膝をほどよく曲げて衝撃を吸収し、すぐに次のジャンプへの反動に変える。
これが連続跳びのリズムの基本です。
「着地してから次を跳ぶ」ではなく、「着地の反動で次を跳ぶ」という感覚に変わったとき、子どもたちは急に連続が続き始めます。
よくある間違い:「速く回せばいい」と焦る
「2回目が続かない」と感じたとき、子どもが無意識にやってしまうのが「腕をより速く回そうとすること」です。
速く回すことに意識が向くと、体の力みが増えます。
力んだ状態でジャンプすると、体が固くなって高さが出にくくなります。
高さが出ないから、余計に続かなくなる。
という悪循環に入ってしまうことがあります。
「速く回す」よりも「高く跳ぶ」ことの方が、連続跳びへの近道になることが多いです。
連続跳びへのブレイクスルー練習
実際に指導の中でよく使っているのが、「前跳び ➔ 二重跳び ➔ 前跳び」のサンドイッチ練習です。
前跳びを2〜3回してからの二重跳びを1回、そしてまた前跳び2〜3回。
これを繰り返します。
何をしているかというと、「着地して次の跳び方へ移行する感覚」を練習しています。
二重跳びの後に前跳びが続けられるようになった段階で、「前跳び ➔ 二重跳び ➔ 二重跳び ➔ 前跳び」と少しずつ二重跳びの連続を増やしていきます。
このステップで練習することで、「1回」から「2回」「3回」へと自然に移行できることが多いです。
二重跳びが続かない子が今日試すべき、着地姿勢の確認ポイント
今日の練習でひとつ試してみてほしいことがあります。
二重跳びを1回成功させた後の「着地の姿勢」を確認してみてください。
着地の瞬間に膝が伸びきっていませんか?
逆に曲がりすぎて腰が落ちていませんか?
「ポン」と軽く弾むように着地できたとき、次のジャンプの高さが全然違います。
スマートフォンで横から撮影すると、着地の姿勢が確認しやすいので、ぜひ試してみてください。
二重跳び連続を目指す子を、保護者が正しく応援するひと言
「1回跳べる」の壁は、実は「2回跳べる」への大きなヒントを含んでいます。
「なぜ1回で止まるのか」という問いに答えられると、次のステップが見えてきます。
子どもが「なんでできないんだろう」と悩んでいるとき、一緒に原因を考えてあげてください。
「腕を速く回せ」と言うより、「着地の後にすぐ次を跳ぶ感じで試してみて」と一声かけるだけで、子どもの突破口が開くことがあります。
もし「どのくらいで連続ができるようになるか確認したい」という場合は、なわとびカレッジの7日間無料体験で今の動きを一度見させてください。
今回も最後まで読んでいただきありがとうございます。
また次の記事でお会いしましょう!
粕尾将一