日本代表選手を育成したコーチが教える!なわとび大会で実力を100%発揮するためのメンタル調整術
こんにちは。
なわとびカレッジの粕尾将一です。
「練習では全然できるのに、大会になると緊張してミスしてしまって。」
「本番に弱い子なのかなって、心配で。」
これはほぼ全ての子が経験することです。
「本番に弱い」のではなく、「緊張を経験したことが少ない」だけです。
緊張は悪いことではない
最初に言っておきたいことがあります。
緊張すること自体は、悪いことではありません。
緊張は「この場が大切だ」と感じているサインです。
どうでもいい場面では、緊張しません。
「緊張しないようにしよう」より「緊張と上手く付き合う方法を知ろう」という方向で考えた方がいい。
大会で実力を出せない子の「本番への向き合い方」
大会で実力が出ない子に多いパターンがあります。
「完璧にやらなければいけない」という思い込みが強すぎることです。
いつもより一回でも多くミスをすると、「ダメだ」という気持ちが膨らんで、次の跳びに影響します。
完璧主義の思い込みが、自分の動きを縛ります。
大会では「普段の練習と同じことをする」が最大の目標です。
「いつも通りやる」という意識が、過度な緊張を和らげます。
緊張をコントロールするための具体的な方法
自分が指導してきた中で、子どもたちに伝えてきた緊張対処の方法があります。
会場に早めに到着して、その空間に慣れる
初めての会場の雰囲気に慣れるまでの時間を作ります。
座る場所を確認して、アップをする場所を確認して、音と空気に慣れていきます。
本番直前に「いつもの練習と同じルーティン」を実行する
いつも練習前にやっていることを、大会前にも同じ順番でやります。
ルーティンが「いつもの自分」に戻す信号になります。
深呼吸と「大丈夫」の自己暗示
本番直前に3回深呼吸し、「いつも通りやる」と自分に言い聞かせます。
これは大人でも効果があるシンプルな方法です。
「結果」より「プロセス」にフォーカスを移す
大会で実力を発揮するためのもう一つの鍵は、「結果ではなくプロセスに集中すること」です。
「順位が何位か」「スコアが何点か」に意識が向きすぎると、跳んでいる最中も頭が結果に向きます。
「今の跳びに集中する」「着地の後の次の動きだけを意識する」という、直前の行動への集中が実力を引き出します。
これは、一朝一夕で身につくわけではありませんが、「本番を経験すること」が最も効果的な練習です。
なわとび大会で緊張した子を、本番後に保護者が受け止める一言
大会で緊張して失敗した子どもは、ひどく落ち込んでいることがあります。
そのとき、保護者が言ってはいけない言葉は「練習でできたのにね」です。
本人が一番分かっていることを、言われる必要はありません。
代わりに、「本番の場に立てたね」「次に活かせたね」という言葉が、子どもの気持ちを前に向けます。
大会での緊張と向き合った経験は、次の大会での糧になります。
保護者がその経験を肯定的に受け止めることで、子どもは「また挑戦しよう」と思えます。
今回も最後まで読んでいただきありがとうございます。
また次の記事でお会いしましょう!
粕尾将一