なわとびの「長さ」が上達を左右する?子どもの成長に合わせた最適な調整法
こんにちは。
なわとびカレッジの粕尾将一です。
「ちゃんと練習しているのに、なかなか上手くならなくて。」
こういうご相談を受けたとき、まず確認することがあります。
「なわとびのロープの長さは、今のお子さんに合っていますか?」
「えっ、長さが関係あるんですか?」
という反応をいただくことが多いです。
関係あります。
ロープの長さが合っていないと、どれだけ正しい練習をしても効果が半減します。
ロープの長さが合っていない状態で起きること
ロープが長すぎる場合。
ロープが余分にたるむため、回転させたときにロープが正しい軌道を描きません。
地面に引っかかりやすくなります。
また、余分なロープを制御しようとして、腕が余計な動きをします。
ロープが短すぎる場合。
ロープの弧が体に近くなりすぎて、ジャンプしてもくぐれなくなります。
回転スピードを上げようとしても、腕を大きく動かす余地がなくなります。
どちらのケースも、本来の練習の効果を削ってしまいます。
正しいロープの長さの目安
一般的な目安として、ロープのグリップの端を両足で踏んだ状態で、グリップ部分が脇の下〜肩あたりに来る長さが基本とされています。
ただし、これは練習の目的によって変わります。
前跳びや二重跳びをメインに練習している場合は、脇の下あたりを目安にします。
上達してきて、より高度な技や速い連続跳びを目指す場合は、少し短めに設定することが多いです。
「正しい長さ」は、完全に固定ではなく、子どもの成長と技術レベルの変化に合わせて調整するものです。
成長期の子どものロープはどのくらいの頻度で調整すべきか
小学生は1年間でかなり身長が変わります。
入学時と卒業時では、必要なロープの長さが大きく違います。
少なくとも半年に1回は、ロープの長さを確認することをおすすめします。
「去年買ったロープをそのまま使っている」という家庭も多いですが、子どもが成長しているのにロープが変わらなければ、必然的に合わなくなっていきます。
ロープの「種類」も上達に影響する
長さと同じように、ロープの素材や重さも練習の質に影響します。
軽いビーズロープは、回転の感覚を掴みやすく、初心者に向いています。
PVCロープ(少し重みのあるロープ)は、ロープの位置の感覚を掴みやすく、二重跳びの練習に向いていることが多いです。
「どの種類のロープを使えばいいか」は、今の練習の目標によっても変わるため、迷ったら専門家に確認することをおすすめします。
ロープの長さ調整が、小学生のなわとび上達を加速させる理由
「道具の調整」というのは、どのスポーツでも基本です。
野球のグローブのサイズが合っていなければ、いいプレーができません。
なわとびも同じです。
ロープの長さが体に合っている状態で練習することで、正しい動きが身につきやすくなります。
逆に言えば、ロープが合っていない状態で練習を続けると、「ロープが合っていないことによる誤った動き」が体に染み付いてしまうリスクもあります。
道具を正しく整えることが、上達への最初の投資です。
子どもの成長に合ったロープを選ぶときの、保護者への具体的なアドバイス
ロープ選びで迷ったら、以下の順番で確認してみてください。
まず、今使っているロープで「脇の下〜肩」の目安を確認します。
明らかにズレている場合は、調整または買い替えを検討します。
「自分では判断が難しい」という場合は、なわとびカレッジの無料体験のZoomレッスンで、今のロープの状態を一度確認させてください。
映像越しでも、長さや種類の適切さを確認することができます。
今回も最後まで読んでいただきありがとうございます。
また次の記事でお会いしましょう!
粕尾将一